雨水(うすい) 2月19日

 2月19日は季節を表すことば24節気で雨水(うすい)です。立春を過ぎて降る雪が雨に変わり、雪解けが始まる頃と言われています。本日はあいにく昼から冷たい雨となりました。これから、ひと雨毎に暖かくなる三寒四温が続きそうです。  本日は豊中市医師会皮膚科医会学術講演会が開催されました。私は世話役で講演会の企画と当日の座長(司会進行約)をさせていただきました。  今回のテーマは尋常性乾癬という皮膚の免疫機序が関与することで起こる皮膚科でも代表的な病気の治療のトピックスを話していただきました。  私が皮膚科医になった約30年前はステロイド外用剤や内服剤、紫外線治療(紫外線A波またはB波)が主な治療方法でした。その後ステロイドとは異なる数種類の内服剤(ビタミンA誘導体、免疫抑制剤、PD4阻害薬など)や紫外線の中でもより有効的な数種類の波長のみを使う機器(NB-UVB、エキシマライト、エキシマレーザーなど)が開発されてきました。外用剤もステロイドのみならずビタミンDの外用剤やステロイドとビタミンDの混合剤の開発。また生物学的製剤と言われる新しい注射薬など開発され、格段に治療の質の向上と選択肢が増加しています。  以前はなかなか治療効果がなかった方でも最近は新しい治療により、皮膚を良い状態で保つ事が可能になってきています。そして近年、尋常性乾癬は皮膚だけの病気にとどまらず心筋梗塞、脳梗塞、メタボリックシンドロームといった全身性の炎症疾患との関連があるとされてきています。  もし気になっておられましたら、一度御相談ください。