先日(3/10)メーカーさん主催の講演会でお話ししてきました。 今回は真菌(カビ)による皮膚病を中心に新しい効果の薬剤の話題も取り入れました。 真菌、細菌、ウイルスといった感染症は人類の生活形態の変化と共に変化しつつあります。 例えば真菌症の代表的な水虫(正式には足白癬)は前回のコラムにも書きましたように、田んぼなど水に浸かって仕事をしていた一部の人々に発症していた病気でした。 しかし江戸時代末期に靴が西洋から入って来ると共に靴を履く人々の間で一気に全国的に拡がっていきました。 他にも近年、防水手袋や防寒ウエア、そして防寒防水シューズの発達により、手袋、ウエア、シューズ内の汗が蒸散されず高湿度となり真菌症が発症するといった事も近年散見されるようになってきました。また、交通手段の発達で海外の国々から数時間で移動可能となり、レスリングや柔道など組手を主とする格闘技の国際的な選手レベルに拡がった真菌症もあります。 私達の生活が便利になる一方でそれに応じて流行る真菌症も変化し、症状も変化しています。 最近、抗真菌剤は足白癬も爪白癬も1日1回外用で効きめが良く使いやすいタイプに進化し何種類も出ています。 治療期間は足白癬で 約1ヶ月半〜2ヶ月、爪白癬で約数ヶ月〜 1年半です。
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ランニングの皮膚トラブル
本日発売のランニング雑誌“クーリール10月号“の一部を担当させていただきました。 走り始めた頃から長年購読していた雑誌に作成側で参加でき嬉しい限りです。 皮膚科医でサブ3ランナー(フルマラソン2時間台)という事で『ランニングの皮膚トラブル』の内容です。...
豊中市薬剤師会講演会
今日は四半期の最終日、その間行った院外の仕事を3つご紹介します。 その③ 3月16日豊中市薬剤師講演会 本会は薬剤師の先生方の勉強会で私は皮膚科領域の新しい話題をお話しさせていただきました。 『新しい外用剤によるアドヒアランス向上〜乾癬・アトピー性皮膚炎〜』と3月4日と演題...
皮膚科研究会
今日は四半期の最終日、その間に行った院外の仕事を3つご紹介します。 その② 3月4日皮膚科医研究会 皮膚疾患のUP TO DATE 〜外用剤の“いま“〜 本講演会の3演題目に『新しい外用剤でのアドヒアランス向上〜乾癬・アトピー性皮膚炎〜』という演題で発表させていただきました...
豊中市医師会皮膚科医会講演会
今日は四半期の最終日、その間に行った院外の仕事を3つご紹介します。 その① 2月18日豊中市医師会皮膚科医会講演会 本会の世話人として企画と会の進行に関わらせていただいてます。 今年は、大阪医科薬科大学皮膚科の福永淳先生をお招きして蕁麻疹の話題をお話しいただきました。...
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