感染症の病気

​手荒れ

手あれは寒い時期に多いイメージですが、以外なことに年中ある皮膚疾患の

一つです。

それは、原因が日常生活のある行動と外部環境によってひき起こされやすくなるからです。

そのメカニズムを知ってご自分に合った手あれ対策をしてみませんか?

手荒れとは. . .

皮膚の表面には皮脂膜が皮膚最外層の角質層を覆っています。皮脂膜、角質細胞間脂質、天然保湿因子などが水分の蒸散を抑え皮膚の潤いを保ち皮膚バリア機能を保っています。水仕事や石鹸・洗剤で皮脂膜が取られてしまい乾燥した空気により角質層の水分が喪失して皮膚が乾燥していきます。バリア機能の低下により外から細菌やアレルゲン、化学物質の刺激を受けやすくなります。これが手の乾燥のみならず手の痒みを伴う湿疹病変をひき起こし“手あれ”とよばれています。

​こんな方は要注意!

・家事や炊事でお湯をよく使う方

・小さなお子さんのお世話や介護で手を洗う機会の多い方

・調理師や料理人、美容師など水をよく使う仕事 の方

・お札、ダンボール、書類など紙類、または衣服やタオルなど布類によく触れている仕事の方

・エアコンを長時間使用している方

この病気の原因は

手は水・洗剤・紙類・布類に触れる頻度多い一方他の部位に比べて皮脂腺が少なく角質層を守る皮脂膜のバリアが薄く乾燥しやすくなっています。

手は、水や紙を触れる機会が多くそのたびに皮脂膜が剥がれてしまいます。また、紫外線の刺激や、冷暖房の風邪が手にあたっていることなどの皮脂膜が剥がれる要因も重なり、手指の乾燥を引き起こす原因です。

乾燥対策を講じないままでは、乾燥が進んでしまうこともあります。

このようにして治療していきます

手の乾燥の治療には主に保湿剤を使用しますが、特に炎症を起こしている場合はまずステロイド剤など炎症を改善するお薬で炎症と痒みを治療してから保湿剤へ変更していきます。